奈良沢(剣瀧山)不動尊 |
〜現地・案内板より〜
剣瀧山不動尊(奈良沢不動尊)
この剣瀧山(けんりゅうざん)不動尊は、天龍山不動尊(石倉)、高瀧山不動尊(山口)とともに「天童の三不動尊」と称され、「逆さ水(さかさみず)不動尊」とも呼ばれています。
草創(開山)については不明ですが、弘法大師(空海)の開基とも伝えられ、五穀豊穣、病魔退散、所願成就の霊場として信仰をあつめています。また拝殿内には、天童市内で唯一の「不動院允許状(いんきょじょう)」があります。
大祭は、世話人が中心となり毎年4月28日に行なっています。
平成17年12月
干布(ほしぬの)地域づくり委員会
水わけの歴史薫るや不動尊 蜂人
分け水の古事偲ぶ苔の花 久水
年毎にみのる山田や瀧の水 渓谷
石ふみも水も薫るや松の花 米虫
懸崕泉百丈 三伏夏猶寒
潤澤田千頃 後毘萬世安
原泉堂
この奈良沢不動尊は「天童三不動尊」の一つ。 ほか2つは「石倉(天龍山)不動尊」「高瀧山不動尊」 |
峰越しの滝 |
不動さま |
礫石(つぶていし) |
〜現地・案内板より〜
礫石(つぶていし)
昔、この地で慈覚大師(円仁)と出会った天邪鬼(あまのじゃく)は、自分の怪力を見せつけるため、ここより南方300m先の山麓(久沢)から、道路下の水田まで大きな石を投げたと言い伝えられています。そのとき投げた伝説の大石が、この「礫石」です。
なお、この礫石があまりにも重く、投げたあとに天邪鬼の両膝が地面についたら清水が湧いたといわれる場所が、この南方の「膝つき井戸」の名称で残されています。
平成22年9月
奈良沢地域づくり委員会
0 件のコメント:
コメントを投稿