仙台市の区名にもなっている「太白山」。
500〜800万年前にできた火山で、噴火の際、マグマの通り道に詰まった溶岩が周囲より固いために、侵食に耐えて残った火山岩頸である。(「宮城県の山」より)
標高は320mと低いものの、古来より地元の人々に親しまれてきた山で、巨人が住んでいたという話や、一夜にして生長したウド(独活)の大木の話など、多くの伝説に彩られている山でもある。
標高は320mと低いものの、古来より地元の人々に親しまれてきた山で、巨人が住んでいたという話や、一夜にして生長したウド(独活)の大木の話など、多くの伝説に彩られている山でもある。
早暁の山道を進む |
杉の根が露わとなった山道 |
八幡神社の狛犬 この神社は鎌倉の祖、源頼朝が建立したと伝わる。 |
巨石がゴロつく。 かつてこの山は防備の要でもあったとかで、砦跡といわれる石が散在している。 |
躍動感あふれる馬 |
釣鐘を伏したような山頂部分は急坂なる岩場。 鎖が道脇の木々に括りつけられている。 |
ドッカと根をはり、鎖を支える。 まるで力こぶが盛り上がったように逞しい。 |
山頂に鎮座するのは貴船神社。 平安時代の809年に京都から勧進されたという。 |
社のたもとで「踊る阿呆」 |
朝焼けとともに望む仙台市街 |
雲けぶる里山 |
山頂を守るかのような大樹 |
レモン色の毛虫がのそり |
朽ちた切り株に芽吹く新たな命 |
ブドウのごとく房なりになる木の実 |
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