鳥居から一直線に伸びる石段 |
山神さま |
碁点 河島山 白山神社 |
HP「白龍の伝説」より
碁点の竜神
村山市河島山「白山神社」境内に「白山池」があります。干魃の時に雨乞いを修して,白山池をかきまわすと三日以内に二匹の竜が夜半に昇天し,雨雲を呼び起こして降雨をもたらすといいます。この竜は雌雄の二匹で最上川の碁点に棲んでいて,水煙をあげて天と川の間を往来している竜神だといわれています。
現地説明板より
山形県指定文化財(史跡)
河島山遺跡
指定年月日 昭和27年4月1日所在地 村山市大字河島元塩川字1609番外6筆面積 8.36272平方メートル史跡めぐり所要時間 1時間
河島山遺跡は、最上川三難所の一つ「碁点」の右岸、河島山にある。
昭和20年(1945)、地元の人々が開墾した時に発見されたのが始まりで、その後に各時代の遺跡が確認された。遺跡からは旧石器時代後期から中世までの遺物が出土しており、長い人々の営みをうかがうことができる貴重な複合遺跡である。
白山神社の東側の高台に五輪塔や板碑が集められている「板碑群」がある。室町時代から桃山時代にかけてのものと推考される。
東斜面中腹の平坦地に、径24m・高さ2.6mの「古墳(円墳)」がある。周囲には幅3〜5mの周溝があり、その中心部から長さ1.9m・幅0.6mの箱式石棺が発掘されている。5〜6世紀のものと推定される。また、丸森山にも未調査の古墳がある。
山頂とやや離され東方に「シャチ址」と呼ばれる山城址がある。一の丸は針巻式遺跡で、二の丸は二重の空堀で囲まれ、自然地形のままである。両者の築城年代は異なるものと思われる。シャチ址として紹介されてきたが、最近は「中世城館跡」として研究されている。
前山山頂には「経塚」がある。河原石を並べた中から、経巻を納めた青銅製の筒が甕に入った状態で発見された。経甕は中世須恵器・鎌倉Ⅰ期と見ている。
さらに河島山からは、杉久保型といわれる長くすらりとした特徴のナイフ型石器が採取されている。1万5,000年前のものである。また縄文土器や弥生土器も出土している。
山形県教育委員会
村山市教育委員会
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