少名彦名神 |
〜現地・説明板より〜
お湯神様
少名彦名神(すくなひこなのかみ)
酢川温泉神社の主祭神、大国主神が病に伏した時、少名彦名神が温泉を探して入浴させ病を癒した故事から、二神様を温泉の神として崇めるようになりました。このご尊像は、特に少名彦名神のご神徳を仰ぎ、入浴者の安寧を祈ってご安置いたしました。
〜現地・説明板より〜
大露天風呂
蔵王温泉街の東方に位置し、蔵王温泉に湧出する温泉郡の一つで、通称「一度川源泉」又は「シンドノサワ源泉」と呼ばれ、きりきずやあせも等に特効のある湯花採取場として利用していました。蔵王の湯花は樽に入れ、山形のべにばなと共に京都大阪の薬種業と商いしていた江戸時代の記録があります。
この露天風呂は五箇所の源泉より湧出する温泉を利用し、量は毎分約820リットル、湧出温度は45〜54℃で入浴には最適であり、自然の景観を充分活用し1987年に完成しました。
蔵王温泉は古くは高湯、最上高湯と呼ばれ、景行天皇の御代(西暦110年頃)大和武尊の 臣・吉備多賀由により発見されたと伝承され、三代実録(901年)には西暦837年、酢川温泉神社に従五位下を授けたと記録されており、県内はもとより日本でも有数の永い歴史をもつ温泉場といえます。素晴らしい蔵王の四季の景観とともに心行くまで堪能してください。
平成三年
蔵王温泉
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